東京ジャーミイ・トルコ文化センターで参加した日本語ガイド付きツアーがとにかくおもしろかった!
今回はその中でも「チューリップ」について、共有したいと思います。
突然ですが皆さんはチューリップお好きですか?
私は個人的に良い思い出のあるお花です。「チューリップ」と検索するとたくさんの種類があり、どれも可愛いですよね。
春になると街のいろいろな場所で見ることができるチューリップですが、実はトルコと深い関係にあるそうなんです。
「チューリップといえば、オランダじゃないの?」と思いませんでしたか?なんとチューリップの原産は中東のシルクロード辺りなんだそうです。だからトルコと深い関わりがあるんですね。
話は突然変わりますが、チューリップって世界で初めてのバブルを引き起こしたんですって!名付けて「チューリップバブル」。
(この記事では、チューリップバブルについて、ガイドさんのお話を元に作成しています。)
チューリップバブルが起こったのは、17世紀。当時のオランダにもたらされたばかりのチューリップは、富裕層の間で大人気で価値は高騰していました。そんな中で、海面0メートルの国とも言われるオランダがチューリップに目をつけ栽培。多額のお金をかけて総力を上げて取り組んでいたようです。そのおかげで今ではチューリップ=オランダと言われるまでになったそうです。
ちなみに後で調べた情報によると、チューリップバブルはある日突然買い手がつかなくなり暴落したそうです。当時の資料は乏しく、研究が難しいそうですが、突然暴落したとなれば経済は大混乱間違いなしですね。最近でいえばコロナバブルが叫ばれたりしていますが、いつの時代も何がきっかけで終わるか分からないのが怖いですね。
調べている中でのこれまた小話ですが、時折見かけるモザイク柄のチュリップは、チューリップのみに感染するウイルスによるものだそうです。チューリップが高値で取引されていた時代、このウイルスについて詳しい事が分かっておらず、人々はたくさん栽培をして偶然の突然変異を狙っていたそうです。綺麗なモザイク柄は当時より高価なチューリップとして売買されていました。言わば一攫千金を狙った商売でもあったんですね。
現在私たちが見ているチューリップは17世紀から改良され続けてきたもので、原種はユリのようなスイセンのような見た目をしています。茎が短く、可愛らしい印象でした。東京ジャーミイにも植えられていたので、気になる方は是非見に行ってみてください。原産地トルコでは、森の中で野生のチューリップを見る事ができるそうですよ。元々森の中のお花なんですね。いつか見てみたいな。
以上、東京ジャーミイでの日本語ガイド付きツアーで興味深かった「チューリップ」についてのお話でした。他にもたくさん面白い話が聞けたので、ぜひツアーに参加してみてください!
日本語ガイド付きツアー
- [日時] 土日祝14:30〜 (金曜が祝日の場合は休み)
※公式サイトには、所要時間45〜60分と記載されていますが、実際の礼拝の様子を見学する時間も含めると約2時間ほどかかりました。途中で抜けることも可能です。ツアー開始10分前にはエントランスは参加者でいっぱいでした。 - [料金] 無料
- [注意事項]
モスクに入るには、露出を控えた格好になる必要があります。女性用のスカーフや体を覆うスカートなどはモスクの入り口に用意されていますが、それらを意識した格好で準備することが望ましいです。東京ジャーミイ・トルコ文化センターの施設内には、スカーフを巻かなくても入ることができます。
東京ジャーミイ・トルコ文化センター
- [場所] 〒151-0065 東京都渋谷区大山町1-19(Googleマップ)
- 詳しくはこちらをご覧ください。→東京ジャーミイ公式サイト
誰かに話したくなる小話をもう1つ。
→【(誰かに話したくなる小話②「数字ってすごい!」】
東京ジャーミイ・トルコ文化センターについての記事はこちら。
→【東京 代々木上原】東京ジャーミイってどんなところ?
ほなね〜。
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