東京ジャーミイでの日本語ガイドツアーで面白かった話2つ目、今回は「数字」についてです。
皆さんは普段使っている「1. 2. 3…」というこの数字、なんというかパッと答えられますか?
正解は、アラビア数字!
インドで考えられたものだそうですが、アラビアからヨーロッパに伝えられたため「アラビア数字」と呼ばれているそうです。
東京ジャーミイでの日本語ガイド付きツアーで、イスラム教が世界にもたらしたものとして紹介されていたこの「アラビア数字」。普段何気なく使っていましたが、この数字の成り立ちが面白かったので共有したいと思います。
小学校に入学するとすぐに書き方を教えられるこの算用数字。なんでこんな形をしているんだろうと思ったことはありますか?私はありませんでした。この形をしているのが当然というか、不思議に思ったことなんてありませんでした。
結論から先に言うと、このアラビヤ数字は角の数で数字を表現しているそうです。これだけ聞いても「??」ですよね。画像で解説します。
この赤で印をつけているところが角です。ちゃんと「1」は角が1つ、「2」は2つ、「3」は3つ、…となっていますよね!
これ、すごくないですか?
このコンパクトな形の中で、しっかりと角9つまで作ったというのがまずすごい。極めつけは「0」ですよね。本当に綺麗に落とし所をつけたなというか…。表現するのが難しいけど、とにかく素晴らしい!
調べてみると数字の形には諸説あるようで、特に「4」「7」「9」は違う形で紹介しているサイトもあります。
が、形なんてどうでも良くて(小声)、角の数で数字を表すという表現方法に、「なんて画期的!」と思いません?ちょっと感動すら覚えました。同じ感性の方がいたら嬉しいな。
ということで、今回は東京ジャーミイ・トルコ文化センターでの日本語ガイド付きツアーで聞いた、話したくなる数字についての小話でした。他にもたくさんの面白い話が聞けたのでぜひ東京ジャーミイに行って、ツアーに参加してみてください。
日本語ガイド付きツアー
- [日時] 土日祝14:30〜 (金曜が祝日の場合は休み)
※公式サイトには、所要時間45〜60分と記載されていますが、実際の礼拝の様子を見学する時間も含めると約2時間ほどかかりました。途中で抜けることも可能です。ツアー開始10分前にはエントランスは参加者でいっぱいでした。 - [料金] 無料
- [注意事項]
モスクに入るには、露出を控えた格好になる必要があります。女性用のスカーフや体を覆うスカートなどはモスクの入り口に用意されていますが、それらを意識した格好で準備することが望ましいです。東京ジャーミイ・トルコ文化センターの施設内には、スカーフを巻かなくても入ることができます。
東京ジャーミイ・トルコ文化センター
- [場所] 〒151-0065 東京都渋谷区大山町1-19(Googleマップ)
- 詳しくはこちらをご覧ください。→東京ジャーミイ公式サイト
もう1つ、「チューリップ」についても記事にしているのでぜひ。
→【誰かに話したくなる小話①「チューリップ」】
東京ジャーミイについてはこちら。
→【東京 代々木上原】東京ジャーミイってどんなところ?
ほなね〜。
Comments