【香川旅log】島めぐり⑤〜与島〜

【香川旅log】島めぐり

10月。櫃石ひつい島に行ったついでに、路線バスに乗ってもう1つの島へ。ここ与島よしまは、瀬戸大橋を走る瀬戸中央自動車道にある与島パーキングエリアに車を停めて散策することができるので、自家用車でも行くことができます。

与島PAには有名な絶景ポイントもありますが、この記事では島内へ降りて散歩した様子も合わせてどうぞ。

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「与島PA」で、バスを降りてまずは瀬戸大橋を眺める展望台へ。展望台の上からは、今回の旅の出発地点だった坂出がよく見えます。展望台付近にはカメラを置いて瀬戸大橋と写真が撮れる場所もありました。

向こうに見えているのが坂出。
展望台の下は広場のようになっていて、パーキングエリア内だけでも十分に楽しめます。→

隣接しているフードコートには、鶏おにぎりやタコ飯、ソフトクリームなどなど…。ここで腹ごしらえをしたらここからが本番。島内に降りて散策開始です。

先に訪れた櫃石島と同様、島の入り口には一般車両は通れないようにゲートがありますが、徒歩でこの横を通すことができます。

まずはこんなゲートがお出迎え。バスはここを通ります。

島へ降りて北側には大きな船着場。使っている雰囲気はありませんでしたが、工事をしている大きな船があったりして面白かったです。そこから南下していくと建物が全然なく、岩や草、木だけの自然ゾーン。道はありますが、草が生い茂っているわけでもなく殺風景な感じで、他の島では見られなかった景色にワクワクしました。例えるなら、サバンナの岩場でサファリをしているような景色(伝わってるのかな…笑)。日本ではない、少なくとも瀬戸内海ではない雰囲気を少し醸し出していました。

あんまり瀬戸内海っぽくないですよね。
よく見ると、左端に流されているお父さん。
こんな景色を毎日見ているのは、島外民からすると羨ましいです。

その途中の海では、波に揺られながら船の上でボーッとするお父さんが。エンジンも切って波に流されていましたが、波が穏やかな瀬戸内海ならではですね。本人は「毎日つまらないな」なんて思っているのかもしれませんが、こんな老後もいいですね。

キョロキョロしながらそんな道を通り抜けると集落発見。海のそばにバス停がありました。実は島内には「与島PA」の他に7つのバス停があります。散策プランによって降りるバス停を変えても良いかもしれませんね。

待合所としては機能していないけど、ジブリを感じますね。

バス停付近を散策。堤防の上を歩くの楽しいですよね。

バス停を通り過ぎると、鍋島という歩いて渡れる島が見えてきます。これを渡らないなんて考えはない。橋を渡ったら、今度は階段を登っていきます。歩きやすい靴でないとちょっと大変かも。灯台が1基だけ立っているまるで映画の世界の中に入ったかのようなひらけた場所にたどり着きます。

頑張って登ると、開放感のある場所。
これこそ世界を独り占めしているような気分になれます。

鍋島燈台というこの灯台、2022年に国の重要文化財に指定されたそうです!おめでとうございます!
そしてなんと、令和3年からはこの敷地を一般公開しています!島の方々のご協力あってこそですね。

知識の浅い私は、綺麗な建物と島の頂上に上がったことで空が近くなったこととで宇宙と近くなったような感覚に浸っておりました(笑)。本当に何かの映画で使われていてもおかしくないぐらい、素敵な場所でした。

いかがでしたか?

歩ける場所や観光できる場所は少ない与島ですが、鍋島燈台に行くだけでも島へ降りる価値のある島です。たくさん歩いて疲れた後には与島PAのソフトクリームをぜひ♡

ほなね〜。

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