香川県民に「海行くならどこ?」と聞くと、返ってくる女木島。海沿いに工場が多い香川県の中で、綺麗な海水浴場として地元民に知られる女木島は、桃太郎伝説の鬼ヶ島とも言われています。
面積2.67㎢、人口約125人の、観光地としても地元の人にも人気の女木島旅をご紹介。
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7月。高松港から赤と白のしましまフェリーに乗って20分。女木島に到着です。まずは港の周辺に何があるのか探索。港周辺ですでに映えスポットがたくさんありました。
なぜモアイ?と思いましたが、
調べてみるとイースター島で倒れたモアイ像修復プロジェクトの実験で使ったそうです。
何があるかひと通り見てテンションが十分上がったら、港の横に鬼ヶ島海水浴場があるのを確認しつつ、鬼ヶ島を感じに鬼ヶ島大洞窟を目指します。(最初に海に入っちゃうと一日ベタベタしますからね。)
季節的に良かったのが、洞窟を目指すまでに綺麗なひまわり畑があったこと。お花畑って人が多いイメージで苦手感覚がありましたが、私が好きなキーワード「人がいない」!
ひまわりや女木島の原生種である世界最小のメロンを見ながら、山を登っていきます。やっぱり夏は暑い!これは夏に行ったからこそ嫌なことですが、その後の洞窟での温度差と、帰りの海が最高すぎたので結局夏はおすすめ。
鬼ヶ島大洞窟に到着したら、自動券売機でチケットを買います。入り口に案内係の元気なおじさんがいるのですが、この人がとにかく明るい。汗だくな私たちを見て、「みんなのために洞窟の中、クーラーガンガンに冷やしておいたから!」というジョーク通り、洞窟の中は本当に涼しかったです。頑張って登ってきた私たちは洞窟の中で涼むのに一生懸命(笑)。洞窟の中は年中15℃ぐらいだそうです。だから冬は暖かく感じるそう。洞窟の中に住みたくなりました。
洞窟の中は、鬼がたくさん。桃太郎伝説にはいろいろな説がありますが、ここは地域をあげて鬼ヶ島を盛り上げているのを感じました。
鬼ヶ島大洞窟で十分体を冷まして、PHを取り戻したらさらに上の鷲ヶ峰展望台を目指します。徒歩で約5分。女木島の頂点から見る絶景が待っています。
ちなみに鬼ヶ島大洞窟までは港からバスが出ています。歩くのに自信がない方は利用すると良いですよ。
洞窟まで頑張って歩いた私たちは、案内のおじちゃんに「登ってきたんだ!えらい!」と褒められて、その後るんるんでした。帰りはバスを利用しましたが、窓から「あ、ここメロンの場所だ」などと歩いてきた人じゃないと知らないことを知っている嬉しさも感じられるので、歩くのも悪くないです。
展望台からの景色を堪能したら、他の方に譲って大洞窟まで戻ります。やっぱり暑さで疲れたので洞窟前のベンチスペースで缶ジュースを買って一休み。少し標高が下がっても絶景が見えるので心も癒されますね。
港に戻ったら、目をつけていた海水浴場へ。本当に綺麗な海岸でした。海岸さの先には「恋人岬」なるものが。ここでのんびりしましまフェリー「めこん号」を眺めたり、海風に吹かれながら綺麗な海を目に焼き付けます。肺の中は海風、心の中は絶景で満たしたら、めこん号で高松へ帰ります。
いかがでしたか?青い空の下で上からも海沿いからも絶景を望める女木島、ぜひ行ってみてください。
ほなね〜。
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